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毎日新聞 韮崎市商人塾の報道

 昨日の毎日新聞山梨版で報道されました。

【商人塾:韮崎市商工会、大型店に対抗 陳列など工夫で活性化へ /山梨】

 韮崎市商工会は商店街の店主らを対象にした勉強会「商人(あきんど)塾」を始めた。甲府市で昨年開かれた商人塾は効果を上げた。その時の講師を務めた佐賀県の中小企業診断士、武雄信夫さん(67)が、今度は韮崎市の中心商店街の活性化に取り組む。【小林悠太】

 市商工会によると、JR韮崎駅周辺の商店街は約220店舗中約70店舗が空き店舗。今年4月には、近くに大型ショッピングセンター(SC)、「ライフガーデンにらさき」(韮崎市若宮2)と「ラザウォーク甲斐双葉」(甲斐市志田)が相次いで開業し、苦境に立たされている。

 甲府市の受講店の中には、来客数が前年に比べて80%増えた店があるなど、武雄さんの指導は実績を残した。

 韮崎市商工会は昨年11月、武雄さんを招いて講演会を開催。「お金をかけずに店を改革する点に共感を受けた」(小沢研二・市商工会事務局長)ことなどから、SCに負けない商店を育てるために、武雄さんの指導を受けることにした。

 商人塾では6月25日から9月11日まで計11回、3時間の座学と臨店指導がある。内容は▽通行人が店の前を通るわずか3秒間に店内が見えるよう、レイアウトを考える▽勧めたい商品を絞ってシンプルに陳列する--など。既に飲食店や衣料品店など10店舗が参加しているが、現在も募集中。

 6月26日に臨店指導をした武雄さんは「棚を低くして店内を見回せるようにした方がいい」などと助言。「参加者が積極的で、今後が非常に楽しみ」と話した。

 韮崎駅前の洋服店「ブティック チャーム」の宮川滋店長(35)は「積極的に店内を変えていきたい。自分も楽しみながら、売り上げも増えてくれれば」と期待していた。

引用エンド**********************

  ファサード、陳列などビジュアルな部分から着手、方向の正しさを確認しながら業容三点セットの転換に取り組みます。
お金は掛けない、現在の売り上げが落ちるおそれのあることには取り組まない(したがって改装などはもってのほか)、という今どきの商店街にピッタリの取り組みです。

  お隣の甲府市の場合、前年対比2~4割アップというお店が続出です。現在も昨年同月比クリアを続行中と昨日メールをいただきました。

 韮崎市及び甲府市の取り組み、詳細は当欄過去記事をどうぞ。

韮崎市商工会のブログで商人塾の様子が詳しくレポートされています。
これからも引き続き記事が出ることと思いますので関心のある方は【お気に入り】にどうぞ。

甲府スタイル 今治タオル

 甲府市商人塾(*)のメンバーは、毎月一回集まってそれぞれの業容転換について切磋琢磨する機会としています。
6月の会合で「甲府スタイル」という言葉が出て、“これはいい”ということになったそうで、甲府市中心市街地・ラグジュアリィモールの合い言葉は、「甲府スタイル」ですね。
ラグジュアリィモールの業容の有り様を象徴する「甲府スタイル」、内容はこれからそれぞれの業容転換と後になり先になりつつ詰められていくのでしょう。はっきりしているのは、これまでの「常識」にとらわれず、ホンモノをめざす、ということだと思います。
 今年度の勉強のテーマの一つになりそうです。

 波及として、県下の洋菓子屋さんたちのフェスティバルが「山梨スタイル」を追求することになったそうです。従来的、ありきたりの催しではなく、参加した子供たにが将来の夢として“ケーキ屋さんになりたい”と思ってもらえる企画にする、と塾のリーダーが張り切っておられます。こちらも楽しみです。

 折しも、昨夜は報道ステーションでおなじみ・今治タオルの取り組みがレポートされていました。
今治タオルには、その新しい取り組みがスタートして間もない時期に報道で知り、当欄~ブログquolaid.comで紹介しその意義を説明しました。


今治タオル


 報道によれば当初三越からスタートした販路も順調に拡大しているようです。現在はヨーロッパ進出を準備中とか。
聞いている方も元気になりますね。

 商人塾では、当初から“ラグジュアリィは国産で”、“商店街は国産品を集荷しよう”と提唱していますが、問題が二つありまして、一つは国内の消費財産地の多くが空洞化していること、中心市街地活性化関連で指摘されることは当サイトを除きほとんどないと思いますが、これは大変なことですからね。ラグジュアリィを標榜しても業容がセットできなければ話になりません。
 リンク先の記事にも書いていますが、産地のほうでは販路が壊滅状態、例えば当社隣接の有田焼産地では、業務用から家庭用への転換がチャレンジされていますが、消費者に届くチャネルが細くなっています。かってはどこの商店街にも有田焼などを揃えている陶器店がありましたが、ご承知のとおり、今では商店街に陶器店があるのは珍しいくらいです。

 ということで、ラグジュアリィ志向は消費財産地・中心商店街活性化の唯一の方向だと思われますが、メーカーサイドにも、商店街にも大きな課題があるわけです。
各地で突破がここ見られていると思いますが、その産地側の事例が今治タオルです。
他方、流通の側はといいますとまだ集積として“ここがモデルだ”といえる事例はないと思いますが、一番近いところまで進出しているところの一つが甲府市商人塾です。

 中心市街地の「甲府スタイル」とメーカー、産地の「今治タオル」がドッキングする方向で、わが国の経済社会の安定的発展が実現します。
“目指せ!一億総中流”は伊達ではありません。
これをめざさないとじり貧になるばかりです。
ウソや冗談ではありませんよ。

そもそも、工場を閉鎖して海外に移転するということは
①日本人を首にして
②外国人を雇う
ということであり、その上で外国で製造した商品を持ち込み、
③日本人に買ってくれ
というのはあまりにも虫のいい話です。
 その結果が「グローバルスタンダード」、国産に数段劣る商品しか買えない、という情況を作り、商店街を空洞化させ、地方都市を疲弊させているのですから話になりません。

 いみじくも中心市街地の要件には「効果波及要因」という一項があります。当該中心市街地が活性化に成功する、その成果が中心市街地以外にも波及する、ということですが、これはきっちり実行しなければならない。
似非コンパクトシティのように、周辺から居住者をスキミングして中心市街地の人口を増やす、減った地区の活性化については知らんぷり、というのでは「一億総中流」などは夢のまた夢です。

 ということで、甲府さん、今治さんに非力ながらエールを送らせていただきます。
1.甲府さんは、中心市街地繁盛店づくりの経験を産地である宝石業界の活性化に、
2.今治さんはその成功を今治市中心市街地の活性化に、
それぞれどう応用していくかというワクワクする課題があります。

 まずはしっかり儲けて「地域活性化への道」「一億総中流の道」が実在することを異論の余地無く示してください。
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  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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