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〈継続事業体〉とどうつきあうか

 企業を going consarn:継続事業体といいますが、ほとんどの組織が組織目的の達成をめざして事業を営みます。
当サイトにお出でになる皆さんは、ほとんどが何らかの継続事業体に所属し、その組織目的を達成する活動を担うプロセスでみずからがその組織に期待する「目標」を獲得する、という働き方をしていらっしゃるわけです。

 組織の課題は、
①組織目的は永続的に達成し続けなければならないが
②組織の成員はすべて限られた間しか組織に所属しない
という条件において
③限られた間しか所属しない成員の働きで如何に組織目的を達成し続けるか?
というところにもあるわけです。
あまり自覚されることは無いかも知れませんが。

 この課題に対処するために組織が成員に求めるのは、
①「まっとうである」ということ
漠然としていますが、区分すると
②「言動に一貫性がある」こと
③「恥を知る」こと
ですね。
 
 限りある期間だけ所属する成員の活動を通じて、組織目的を達成し続けるためには、成員の言動に一貫性があり、かつ、彼らが「恥を知る」というビヘイビアを身につけていることが必須条件です。
これがないと、全体を考慮しない部分最適に走ったり、当面する課題の解決に手段を選ばない、という行動が取られる可能性があり、それは結果的に継続事業体との継続性を危うくします。

 それは極端な場合としても、組織成員の言動が一貫しており、かつ、恥を知る・廉直であるということが確保されていないと、継続事業体の「目的の継続性」が保証されません。

 組織がその成員に求めることは、真っ当であること。言動に一貫性を持ち、恥を知るということ。
この二つは、他のすべての資質に優先します。

 さらに、啓蒙力:自力思考の能力を高めるという組織への所属の有無に関わらず、誰もが努力し実現すべき課題への取り組みにもこの二つの条件は非常に大きな役割を果たします。

わが国ではあまり問題になっていないようですが、興味のある人はウイキで
intellctual integrity、intellectual honesthy
を検索してみてください。

※啓蒙力の強化という取り組みにおけるintegrity、honestyの重要性については、【理論創発】で、スレッドを立てます。

疾風怒濤の90年代(新書で読み解くその三)

 疾風怒濤:
Sturm und Drang(シュトゥルム・ウント・ドラング)の訳語です。意味は「事態の変化が激しく大きく変わる様子」だそうです。
18世紀後半にドイツでゲーテを中心に起こった革新的文学運動を主に指す言葉です。(yahoo知恵袋)

 “新書で読み解く”という身の程知らず・大それた企画を思いついたばっかりに、連休の間、新書ばかりか関連の本を手当たり次第に広げていたところ、気づいたことがありまして。
“今という時代を読み解く”という問題意識をもってチェックした単行本のほとんどが90年代に出版されたものでした。

 表舞台で新自由主義が我が世の春を謳歌していた90年代、これを批判する立場の単行本がたくさん発行されていたわけで、内容も新自由主義批判に止まらず、主流派(新古典派)批判、新たな資本主義分析へのチャレンジなどなど、批判の視点も多様でまさに百花斉放という状態。
それぞれ著者の持っている切迫した危機感が伝わってきます。
あらためてチェックしてみたら、当社所蔵分だけでも50冊をはるかに超えていました。

 2000年代に入るとちょっと勢いが落ちているかなと思われますが、90年代の批判的作業を踏まえて構築作業に取り組まれている最中でしょうか。

 後代、社会経済理論の大転換は90年代に始まった、と評されることになるかも知れません。
ゲーテをもじれば「革新的経済学再構築運動」W

 中心市街地・商店街活性化を考えるとき、経済学は従来どおり、では話になりません。
早い話。雇うのは中国進出・中国人、製品を買ってもらうのは母国日本の皆さん、というシナリオは成り立ちませんから。
所得と消費は生活の両面でしょ。
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  • Author:進化する売場研究会
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