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久留米市の中心商店街

 出掛けたついでに久留米岩田屋から六ツ門まで一回りしてきました。
ご承知のとおり、何かと話題を提供しながら井筒屋が撤退したばかりという折から、気になるところです。

□久留米岩田屋:
 売れるはずがない、という業容です。
①商 品:多すぎ 一度イズミの売場を見てくるべき
②従業員:宝の持ち腐れ 暇をもてあましています。
③売 場:什器多すぎ イズミを見てくるべき

 天神本店もそうですが、ともかく空間の演出が苦手なのか、もったいないのか、什器をぎっしり並べ商品をこれでもかと詰め込んでいます。

 百貨店業界、売れないのは商売が下手だからでありましてけして景気とか買い控えのせいではありません。
買う気になれるような業容が提供されていませんから。
百貨店業界は、改めって一度、業態発祥当時、プシコー夫妻の店づくりを勉強した方がよいと思います。
鹿島昇『百貨店を発明した夫婦』講談社現代新書 1991

 ボンマルシェに学ぶとは:
もちろんファッション普及時代のノウハウを採用しようと言うことではありません。
普及時代の当時の仮説~試行を成熟社会=ラグジュアリィニーズに対応するための業容革新に応用するというわけです。

□一番街商店街~六ツ門界隈
 井筒屋撤退の影響は、まだ目に見える形では現れていないようです。しかし、六ツ門商店街の各個店には相当の影響が出ているはずです。これから徐々に「店じまい」という形でだれの眼にも見えるようになってきます。
 井筒屋の撤退が決まった段階で「商人塾」などに取り組むべきではなかったか。
こうして「起死回生」の時期を逸してしまう中心市街地・商店街が多いこと。これはけして他人事ではありません。
適切な活性化策を講じることが出来ないところは、都市や中心市街地の規模を問わず、同じ運命を辿ることになっています。

 中心市街地の空洞化は、誰のせいでもありません。環境の変化を良く見極めて適切な対策を講じることが出来ない市・商店街がみずから招いた結果です。

「砂場のお遊び」的な取り組みにキッパリと訣別、自分たちの能力をきちんと見極めた上で、あらためて「実現可能な活性化への道」を構想するところからやり直さないと、砂上の楼閣にいくら増築工事をしたところで、実際の役には立ちません。
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