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通行量は目標足りうるか?

 どこの基本計画を見ても商業の活性化に関する数値目標は、「通行量の増加」と判で押したように決まっています。
元を正せば総務省の行政評価で例示されたからでしょうか。

 言うも愚かながら言わないと分からない人たちがおりまして、目標は、その背後に目的があるわけです。
目的を実現するために、まずはクリアしなければならない「一里塚」が目標ということになります。
そうすると、一里塚、つまり路程標が「目的地まで何キロ」とあるように、一般に目標は目的への確実な接近が確認出来るものでなければならない。
ということで「目標の数値化」が求められたわけですが、問題山積。

 通行量と一口で言っても商店街を通行する人の「通行動機」は色々ありますからね。

全部「通行量」には違いありませんが、来街目的が違えば当然歩いている理由が異なります。目的不問、歩いている人を数えれば活性化実現のめどが立つ、という短絡に何故走るのか?

 そういうことを主張したい人は、「目的・商店街活性化」と「目標・通行量増大」の間をブリッジする論理を構築しなければならない。

 藻谷流「店前通行量が増えれば街は活性化したことになる・お店は自ずと繁盛する」は、「佐世保市の商店街を見た感想」レベルですが、商店街全盛時代を覚えている人たちの耳には心地よく、また「全国の都市を見てきた」という触れ込みで提案されると全盛時代を知らない世代からも「目からウロコが落ちた」と感激する人が出たりするようです。
Web上から推察するに掃いて捨てるほどいますね。

 新「法」制定当時、国会にも参考人として参画していましたし、「通行量理論」の蔓延にあずかって力があった藻谷氏、当のご本人は、お店の盛衰は「何を売るかで決まる」と華麗?に転身していますが、追随者は未だに通行量一辺倒、無明の涯を彷徨っています。氏は声を大にして「もはや通行量ではなく・何を売るかだ」と訂正して回るべきではないのか。
当然そうすべきだと思うのですが、まあ、人それぞれ。

 目下、【商店街・起死回生】ではTETSUさんが「目標・通行量」路線の総括的な批判を展開しておいでです。

「目標・通行量」を未だに信奉中の皆さんは是非、反論してください。
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