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新スキーム三年目のスタート

 第一号認定の二都市の取り組みがスタートして丸二年が経過、いよいよ期央となる三年目がスタートしました。
二年間の取り組みの成果はどうか?

 誰もが気になるところですが、はたして旧基本計画とは様変わり的成果が挙がっているでしょうか?

 どちらの都市も挙がっていないようですね。
数値目標は軽々クリアしているが、その目標達成が実現するはずの商店街活性化=経済活力の向上は実現するどころか、ショッピングの場としての商店街はさらに劣化しています。
「核」施設の業績も懸念されるところです。

 どうしてこういうことになっているのか?

 ひとことで言えば、どちらの基本計画も肝心の商業の活性化について「商業理論」抜きで計画してしまったから。
昨日の記事の流れで言えば、
①商業活性化の必要性 と
③具体的事業 については記述されているが、活性化を実現していくためには、構想しておくことが不可欠である
②商業活性化の方向と方法
については、まったく考えられていなかった、ということです。
疑う人は両都市の基本計画の第六章をチェックしてご覧なさい。

 活性化を実現していく「方向と方法」についての研究~決定を欠いたまま、「具体的な事業」にどんなに一所懸命取り組んでも、何がどうなるか、予測も出来ないはずです。
ただ、計画した事業を消化するだけ。

 もちろん、事業群は商業理論とは無縁に計画されていますから、個別事業自体の成立も危ぶまれます。
中心市街地の集客核として新設された百貨店や商業ビルの存続そのものさえ?が付くわけです。

 いよいよ三年目に突入ですが、この計画にそのまま取り組んで当初期待した成果を得ることは不可能だということが当事者さんたちは既に自覚されているのではないかと思います。
それとも三~五年間に計画されている事業で「起死回生」が出来ますか?

 ということで、青森・富山両市の基本計画は、一日も早く見直しが必要ではないでしょうか。
見直しのメルクマールは、
②活性化の方向と方法
を研究・決定することです。

 第三年度の取り組み、まずはこのことから始めるべきだと思いますが、如何でしょうか。
心当たりの方は、当記事について是非、担当者に通報してあげてください。

 二号認定以下の基本計画をお持ちの皆さんへ。
一号認定両都市の現状は、皆さんの都市の明日をまんま先取りしています。皆さんの基本計画、間もなく訪れる二年目の終わりには、一号両都市と同じ課題に直面することが決まっているといって過言ではありません。
それがイヤなら、さっそく、一日も早く計画の見なおしに着手すべきです。
“そんなこと言ったって合意形成が・・・”などと逡巡していると必ず一号両都市と同じ轍を踏むことになりますからお覚悟あれ。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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