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ゆんぬ商人塾

 既報のとおり 「経営革新塾」として取り組まれていますが、一昨日、第6回の講義を修了、昨日は「経営革新」に取り組む店舗の支援でした。
中盤を迎えて、各個店の転換速度が差が歴然としてきました。
薬店、美容室などを先頭に業容転換を漸進させる名かで「経営革新」の実現に向かうもの、新商品の揮発に向かうお店など、成果を挙げるお店が増えるなかで、従来通りの業容からなかなか脱出できない人もある。
 どこの商人塾でもみられる中盤での傾向ですが、ここからどう所期の目的達成にシャッターの内側に努力を集中するか、支援する側にもいっそうの工夫が必要になっています。

 巡回終了後、商工会長さんに夕飯をごちそうになりました。
中心商店街でミニスーパーを経営しておられ、商人塾では毎回最前列に陣取って受講されています。
ゆんぬ商人塾は、基本計画の目標である「ショッピングモールとしても再構築」を実現する為の中核となる事業として位置づけられていますが、同時に地域興しを担う「産品の域外移出と来訪人口増大」を推進する商工会の事業活動のコアとなる人材・事業の育成を目指しているとのことでした。


 講義には毎回行政の中心市街地活性化担当者も受講されています。このほど、活性化協議会もスタートしており、いよいよ取り組みが本格化していくことになります。

 併せて商工会では「全国展開事業」も取り組まれており、地域興しは繁盛店づくりから、という道筋が見えているこれからの展開がますます楽しみです。

ドクトリンなき混迷

 百貨店、量販百貨店の撤退が相次いで報じられます。
三越、ジャスコ、セイユー・・・。

 撤退の理由は業績不振。
分かりやすい話ですが、分かりにくいのはなぜ業績不振に陥ったのか、撤退を決めるまでにどのような経営努力が払われたのか、ということです。

 当サイトではかねがね百貨店、量販百貨店は、自分の商売を定義していないことを指摘してきました。
定義がないと、予測される中・長期的な環境の変化に対応していくための「経営教義」を持つことができません。
その結果、業容は行き当たりばったり、もっぱら「売り上げ」を基準にした目先のテナント入れ替え以外に打つ手がありません。
もちろんこの路線は、候補テナント群が枯渇すれば万事休するのでありまして、候補企業が出店するかどうかはSCの景況次第ですから、なにやら空き店舗が埋まらなくなって劣化スパイラルに陥っていった商店街空洞化のメカニズムが全国のSCにおいて再現されそうな気配です。

 不採算店舗の撤退は、あるべき決断か知れませんが、売れれば続ける・売れないなら閉めるというのは、ある意味他力本願でありまして、売れる理由・売れない理由は解明されていませんから、これはもう閉鎖し続ける以外に無いのではないか。

 自分の商売を定義する
定義に基づいてドクトリン(業容三点セットの骨格)を決定する
業容を展開する
という小売業のあるべき姿が理解されていないと、大企業といえども「劣化スパイラル」を免れることは出来ないのです。

 百貨店、量販百貨店の行く末は混沌としておりますが、その原因は経営環境にあるのではなく、それぞれの企業の社内にあるのだ、ということを理解していないと“やっぱ不況だ無知が売れないのも無理はない”などと奇妙な納得をしてしまうことになりかねません。

 もちろん、この時期にもかかわらずというかこの時期だからこそというべきか、、ちゃんと売り上げを伸ばしていくのが商店街立地のラグジュアリィニーズ対応の専門店です。
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  • Author:進化する売場研究会
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    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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