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今日的情勢は

日頃愛読しているブログ『株式日記と経済展望』さん。
“アメリカの経済戦略として、大きくなりすぎたヘッジファンドを潰す事を目指している。リーマンが潰されたのは「ねずみ講」だからだ。”ということだそうです。
引用されている記事は、原丈人 (ハラジョウジ)さん。      

 資本原理主義批判、面白いですね。
果たしてそういうことだとすれば、いよいよこれからポスト資本主義の到来です。
というかポスト資本主義・あるべき会社・事業を「仮説~試行」しなければならない。もちろん、資本原理主義との競争にうち勝っていかないと、キレイごとでは済みません。
資本原理主義=市場経済を貨幣増殖機会としてのみ利用する市場経済のデリバティブ。会社は株主のもの、とか、会社は極大利潤の実現を目指す、といった迷妄をまき散らします。

原さん及びブログ主さんのご意見、大変面白く拝読しました。
『ポスト資本主義社会』・ 『ラグジュアリィに進路を取れ』 などに表明している当サイトの問題意識と大きく関わります。
皆さんもぜひどうぞ。

原さんの著書&略歴
原丈人さん

 原さんの本、久しぶりで「合評会」など如何でしょうか?

 ちなみに、今日的情勢についてクルーグマンの見立て
やっぱ、経済学はだめっす。

TMO、説明責任を果たすには

 新たに作成された基本計画に基づいて取り組まれている中心市議地活性化ですが、一年を経過して
①通行量は増えない
②増えても売り上げアップにはつながらない
③劣化スパイラルは加速するばかり
という結果になっているようです。

参考再掲:
“活性化に取り組むと空洞化が加速する”
『'98~2004 旧中心市街地活性化法の実績』という状況は、残念ながら、旧スキーム当時といささかも変わっておりません。

 本日取り上げるのは、
この状況をTMO(orまちづくり会社、以下同様)はどう理解しているのか?
ということです。

 言うまでもなくTMOは、行政がまとめた基本計画の実施段階を担う組織であり、「司令塔」ですね。
「司令塔」は、
①現状をどう把握するか?
②現状を打開していくための課題は何か?
③新しい取り組みの方向と方法は?
という問題をみずから設定し、みずから「解」を発見、提起しなければならない。
「司令塔」であるからには当然の任務です。

 特に、
“いくら取り組みを続けても「活性化への道」が切り開かれないのはなぜか?”
という問題については、全力を集中して解を出し、関係各方面に説明し、納得してもらわなければならない。
TMOに課せられている「説明責任」です。
これが実行されてはじめて次の段階にステップアップする条件が整います。

 ところが、問題はまさにここにあるのでありまして、そもそもTMOさんは上記のような課題に取り組むために必要な能力を装備しているだろうか?
ということです。

 上記各課題に取り組むためには、もちろん、「理論」が必要ですがTMOさん、果たして所要の理論を装備しているだろうか?
いつ、どのような方法で装備しただろうか?
ということを考えてみれば、
TMOはその任務を果たしていくために必要な理論を装備していないのではないか?
という疑問が生まれます。

 理論をもっているのかいないのか、という問題はTMOのひいては中心市街地活性化の取り組み全体の今後を左右する重要な課題であり、けして放置することは出来ませんが、ここではとりあえず、
TMOさんは、中心市街地活性化の「現状と課題」について、説明責任があり、それは果たされておらず、果たさなければならない。
ということを指摘しておきます。
これが遂行されてはじめて、『基本計画』への対処といった課題が共有される土俵が出来るわけです。

TMOさんがみずからが直面している問題情況を上記のように判断し、取り組みを決意するならば、そのために必要な道具は当サイト内に揃っています。

 予言?しておきますと。
TMOさんにはこれから
①活性化は実現しないではないか
②TMOは何をしている
という疑問が寄せられ、場合によっては「TMO不要論」さえ起きかねません。
もちろん、TMOの存在無くして中心市街地の活性化は不可能である、というのが当サイトの認識ですが、もちろん、どんなTMOでもありさえすれば良い、ありさえすれば中心市街地活性化は実現出来るのだ、ということではありません。

 多くの都市の現状が示しているとおりです。

 ということで、クオールエイド@TMOの味方 として忌憚の無い提言をしてみました。
異論&反論は掲示板【都市経営・入門編】へどうぞ。

TMO、頑張れ!
しっかり頑張らないと「中心市街地の夜明け」は無い。

スキームの特性

 中心市街地といえば猫も杓子も活性化。
まじめに考えればこのスキームでは実現するべくもない「文化と歴史の香り漂う街並み」などとキレイごとを「目的」に、「街並みが吸引した通行量」を相手に商売を繁盛させる、というのが通り相場ですが。

①通行量は増えない
②増えても売り上げアップにはつながらない
③劣化スパイラルは加速するばかり

というように結果は歴然としています。

 もともと、旧スキームでは商業の活性化は達成できない、つまり中心市街地の商業の活性化は、商業施策だけではおぼつかない、という総括から、非商業的機能の拡充により中心市街地の居住・来街人口を増加することで、商業施策をバックアップする、というのが新スキームの骨格です。

 重大な問題がありまして。
そもそも旧スキーム当時、
①「商業施策」は本当に適切に立案されており、適切に推進されたにもかかわらず活性化は実現できなかった、のか?

それとも

②立案された活性化策は不十分だった、あるいは、取り組み方には問題があった、ということはなかったのか?

というあたりの総括はほとんど行われていませんからね。

商業施策だけでは商業活性化は不可能、という結論が出されたのは、①的状況、つまり、施策は適切であり、取り組み方も問題なかった、にもかかわらず活性化は出来なかった、という総括のようですね。

ホントに「にもかかわらず」活性化は出来なかったのか
それとも、やるべきことにきちんと取り組まなかったから活性化できなかったのか
というあたりの判別にはまだ決着がつけられておりません。
それなのに早々と「その他の事業」に取り組むことで人出を増やし、従来的活性化施策を施せば間違いなく中心市街地は活性化できる、というのが新スキームの立場であり、したがって、認定基本計画の基本的なスタンスのようです。

「法」~基本計画のポジションが以上の通りであるとするなら、新スキームに基づく取り組みは、そのほとんどが挫折することを運命づけられていることになります。
伝えられ出した認定第一号以下の取り組みの中間総括の内容がはかばかしくないのも当然といえば当然ですが、この期に及んで今なお、挫折がだれの眼にも毅然となっている第一号以下の認定済み計画の枠組み・内容を踏襲しようとする都市が後を絶たないのはどういうことか?

 関係各方面の皆さんのビヘイビアには「失敗に学ぶ」という一項は無いのでしょうか?

 Webを徘徊しても「こんなことして失敗しちゃった」というレポートはほとんどありません。
もちろん、しっかり眼を凝らすと、いろんな事例が見えてくるのですが・・・。

 ということで、挫折に至った各地の取り組み、もって他山の石とも申します。
いろいろと取り上げて批評してみようではありませんか。

※もし、うちの基本計画を取り上げてくれ、という申し出があれば誠心誠意、批評いたします。
無料で悪口を言ってもらえる機会はなかなかありません。
いまのうちに「間違い」を指摘されたことを熟読玩味、納得して訂正すると、いろいろと良いことがありますよ。
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プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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