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商人塾と産地活性化

商人塾に取り組まれる都市の中には、陶磁器、織物、宝石などの産地があります。
国内消費財産地の多くが厳しい業績不振のさなかにあることはご承知のとおりですが、その原因として当社は二つのことを挙げています。

1.流通経路の劣化・崩壊・・・お客に届かない
2.製品の消費購買ニーズとのミスマッチ・・・お客がいない

 この課題に取り組むためには、消費購買行動の変化、競争の変化、立地環境の変化という「三点セットの環境変化の」なかでビジネス機会を発見・再構築するというアプローチが必要です。
もちろん、これは商人塾のかだいと同様でありまして、産地は「業容革新」に取り組むことを迫られています。
これらの課題はいずれもこれまでの産地の経験を越える課題であり、活性化への戦略を構築するのは容易なことではありません。

 このような状況において、「産地における直販システム」の構築を模索する動きが各地で生まれており、特に、商人塾に参加している「製造業」「製造小売業」のなかには“産地でのショッピング”というデスティネーションを構築することで、
① 業績の好転
② 新しい消費購買ニーズへの仮説~検証
を実現するとともに、このプロセスで創られる小売ノウハウを消費地小売業(多くは中心商店街に立地している)に対するデイラーヘルプスの革新を目指します。

 場合によっては、直営店の展開もあり得ます。

 ということで、商人塾は直接には商店街立地の小売店の繁盛再生を目指す取り組みですが、よって立つ商業理論~業容理論は、製造~流通段階の戦略的課題へのチャレンジにも大いに力を発揮します。
業種を問わず、消費財産地の有志による「流通経路革新」の研究を提案したいと考えています。
 
 産地活性化は、産地を抱える都市にとって大きな経営課題ですが、目下のところ、今治のタオルなど例外的なケースを除いて、ほとんど劣化スパイラルに陥っています。
脱出・活性化のシナリオを持っていないところが多く、大枚を投じて作成された「産地活性化基本計画」も「中心市街地活性化基本計画」と同じレベル、作っては見たものの・・・、というのが実状ではないでしょうか。

 各地の商人塾を横断した「産地活性化」へのチャレンジ、今月中に新しい取り組みを提案する予定です。

 このところ、商人塾と都市経営上の諸問題との関連について述べることが多くなっていますが、もちろんこれは商人塾がよって立つ理論的基盤が「消費購買行動~商業」を一体的に把握する内容で作られているから可能なことですね。
当サイトの各記事、商人塾ほど一挙に体系的な展開にはなっていませんが、長くおつきあいいただけば「都市経営」上の様々な課題に対応出来る汎用能力を開花させることが出来るはずです。
都市の関係各方面、お誘い合わせの上、おつきあいいただくと「戦力アップ」間違いなし。
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  • Author:有限会社 クオールエイド
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    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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