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商人塾と「経営革新」

 商人塾の取り組み、参加者個店の「繁昌再生」を直接の目標に「業容革新」に取り組みます。
いつも申しあげているとおり、「業容革新」に取り組めば必ず成果が得られます。少なくともこれまでのところ取り組んだが結果が出なかった、という人はありません。もちろん、受講はしたが業容には手を触れなかった、という人は別です。

 商人塾は、商勢圏人口50万~6千人、県庁所在地から離島まで人口規模や地域特性を問わない取り組みですが、成果についても都市規模は関係ありません。
合い言葉は、“お金を掛けず・やってみてダメなら元に戻してやり直す”。ツボにはまると、どんどん様子が変わっていきます。
それに伴って客数・客単価が上がります。
これまで「元に戻した」ケースはありません。

 ビジュアルな目標は“この店ならどこに持っていっても繁昌するだろう”というファサードを「お金を掛けず」に創り出すこと。「マイナスの美学」というか、ガラスをぴかぴかに磨き、ポスター類を跡形もなく撤去し、ショーウインドを一枚の絵に変えてしまうのが課題です。

 取り組まれている中から「経営革新」というか、これまで業界で見られなかったビジネスモデルに想着することもあります。
ゆんぬ商人塾では業容転換からこれまでの仕事をさらに発展させる新しい仕組みを試行するというケースが出ています。
内容は“コロンブスの卵”ですが、これから「成功のカギ」を発見、工夫して行くことになります。

 仮説~試行が許されるのはトップランナーだけ、その成果を見て後追いしようとする人には、試行の失敗は許されませんが、トップランナーの業容の「意味」が分かりませんから、追い付くことは難しい。

 業種転換とか、多角化・ラインロビングなどありきたりの「革新」ではなく、本業を活かしきっていくというか、本業を存続成長させるということに執着することから本物の「経営革新」が生まれてきます。
商人塾は、一般的な創業塾・経営革新塾とは異なり、勉強と実務の二人三脚で取り組みで無理なく実現され、かつ、効果覿面の「経営革新」です。

 もちろん、商人塾の効能効果は個店レベルの繁昌実現に止まらず、①中心市街地立地の可能性の実証 ②取り組みの拡大、空地空店舗の活用による「業種揃え・店揃えの最適化」の実践、すなわちショッピングモールとしての再構築=中心市街地活性化のメインテーマの取り組みの中核となるものです。この数日間、当欄で論じてきたとおり。

 商人塾は、個店~商店街~中心市街地の活性化を推進していく「推進器」ですが、活用のあり方によっては「都市経営」上の戦略的機能になります。
都市経営のカナメは、人材の育成=問題解決能力の開発ですが、体系的な育成システムを構築している都市は少ないと思います。
商人塾は、個店~商店街の活性化という「中心市街地における経済活力の向上」を実現していく取り組みですが、これは、「都市全体の経済活力の向上」を実現していく取り組みの中心市街地における実践であり、都市経営の全体に応用することが出来ます。
商人塾、位置づけ次第では他の領域での新しいチャレンジににつながっていきます。

 「中心市街地活性化」は「自立的都市経営の試金石」、その取り組みの成果を都市全域に波及できないようでは「中心市街地の要件」第三号(他地域への効果の波及)に違反します。
中心市街地の活性化、他地域にどう波及していくのか。
成果を波及できないような取り組みでは、中心市街地自体の活性化もおぼつかないことは、クオールエイド流の実践を目指す人にとっては、先刻ご理解のところだと思います。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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