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経営革新塾とか創業塾とか

 商工会・商工会議所の皆さんは、いよいよ事業シーズンの開幕ですね(と呼びかけるほどアクセスは多くないのですが)。

 「選択と集中」で意欲的な事業者を集中支援する、ということですが、「意欲的」の基準が「応分の自己負担」が出来るかどうか、だったりします

 問題は商店街の場合。
「意欲を示さない」=事業に参加しない店舗を放置しておくと「空店舗のもと」ですからね。ご承知のとおり。
個店は廃業すれば一件落着ですが、商店街の方はそうはいきません。空店舗を埋めることの難しさを考えれば、本人の意思に関わらず“おだてても・なだめ・すかしてでも”営業継続=「繁盛店づくり」に取り組んでもらわなければならない。
好き勝手に廃業してもらうと、商店街そのものがいっそう空洞化する、ということ周知のところ、これ以上空店舗を増やすわけにはいきません。

 というように状況を考えれば、標記のような研修事業も通り一遍の消化事業ではなく、商店街・繁盛店づくりに真っ向チャレンジする企画であることが求められます。
 経営革新=各社ごとに一つ新規事業を立ち上げる「経営革新計画」を作ること、といった安直な考え方もあるようですが、無理矢理「新規事業」をひねりだし、本業そっちのけで取り組むよりも「本業の活性化」が優先することが分からないようでは「経営指導員」の名前が泣くというものです。

 経営革新=本業+アルファというのは、地元中小企業の経営の実状を把握していないから出てくる話でありまして、経営の現状を踏まえれば、本業の革新が最優先、とても新規事業への進出とか新部門の創出とか、乏しい経営資源を分散費消する余裕はありません。

 ということで、「経営革新塾」的取り組みとして当社が提案しているのが、「経営革新」のスキームを活用した「商人塾」の開催です。
既に掲示板で提案しているところですが、例によって形だけ採用するところもあるようです。

 「商人塾」、従来は“開催することに意義がある”という思いこみで、内容不問・講師不問で取り組まれる事業の典型でした。というか、今でも当社以外の企画の商人塾はおおむねそういう流れのようで、時々“あんたのいう商人塾にいよいよ取り組むことになった”といったメールをいただくことがありますが、あのですね、当社が提唱しているのは「当社が提唱する活性化の方向と方法」を実践するために必要な理論・技術を修得するための商人塾、つまり、カリキュラムからスケジュール原案まで当社がセットで提供している商人塾のことだということは理解してくださいよね。

 中には第○○期商人塾といった「伝統ある」商人塾もあるそうで、もちろん、そういうところのお膝元の「商店街の空洞化」はハンパでは無かったりするわけです。

 「経営革新のスキームによる商人塾」も同様でありまして、スキームの「経営革新計画」のつくリ方を「商業に特化」して教えたからと言って、所詮は「既存の業容+アルファ」ということですから、なにをか況や、結果は既に見えております。
商店街立地の小売業、大事なことは「スリム」になることですからね。不良在庫の山を放置したまま+アルファというのは、繁盛再現の方法としてはあり得ないことですからね。

 どういう事業にどういう企画で取り組もうとしているのか。
企画書を見れば当該組織の能力のほどは一目瞭然です。
もちろん、企画書と商店街の現状~未来も相即ですから、ちまり、企画書を見れば商店街の将来が見えます。

 「経営革新」やら「創業」やらに注力中の皆さんは、このあたり、重々配慮しておかないといけません。
従来的勉強会では、“商工会議所の事業活動とは無関係に中心市街地をはじめ、管内の中小商業者は凋落の一途をたどる”という趨勢に対しては無力ですね。

 当社が提唱している「経営革新のスキームを援用した商人塾の取り組みによって実現を目指す商店街立地の個店の経営革新」及びその取り組みを基礎とした「商店街活性化への道」の構築を目指す取り組みが、鹿児島県商工会連合会によって取り組まれています。
同連合会としてもはじめての取り組み、いわば「モデル」ですね。
当社はその取り組みの一部始終を支援しています。
http://15kai.quolaid.com/index.htm

参照: 「中小小売店の経営革新」

経営指導員の皆さん。
勉強無くして繁昌無し、勉強無くして事業無し、です。
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  • Author:進化する売場研究会
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