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「活性化」をめぐる議論について

 当サイトでは、中心市街地活性化、商店街活性化の取り組みの「方向と方法」について提案するばかりではなく、同じような提案を検討・批評したり、実際の各地の取り組みについても検討・批評を行っています。
中には眉をひそめる人もおいでになるかも知れません。

 だがしかし。
あらためて考えてみるまでもなく、取り組みの多くは都市経営という公的な事業の一環に位置づけられており、当然のことながら公費が注入されています。
取り組みが適切に行われ所期の成果を獲得するため、担当者には出来る限りの努力が期待されているわけです。

 ということが当然であるとすれば、特に失敗した取り組みについて、第三者から客観的な批評を受け、軌道を修正することは、ぜひとも確保したい機会だと思いますが如何でしょうか。
中には、批判されるより失敗を隠しておきたい、という人もいるかも知れませんがごく少数だと思いたいものです。
 失敗を隠しておけばそのうち事態が好転、活性化に成功してしまう、ということはあり得ませんからね。

 また、「活性化の方向と方法」について、おのれの信じるところを提唱されている「専門家」の皆さんについてはさらに確認しておきたいことがある(笑

 専門家たるもの、誰しもおのれが信じる「活性化への道」を提案しているわけですが、もちろん、“現在のところ、これが最善の道だ”という条件付きで提案しているわけですが、これが絶対正しい道という主張は誰であれできません。

 ひょっとすると、「正しい道」と確信しながら実は自分では気づかなかったポカをしていないとも限りません。
その可能性については誰も否定できないわけで、そうであれば、理論に間違いがあれば、一日、一刻も早くそれを発見し、修正することが専門家としての当然の責任です。
何しろ、“御地の中心市街地、こうすれば活性化できますよ”と提案しているわけですから、間違っていたら大変、即刻訂正しなければならない。

 でも間違っている可能性はいつでも誰にでもあるわけですから、出来れば「現場でやってみたらダメだった」となる前に、机上の検討作業で誤りを発見したいもの。

 自分の理論を誰かが批判的に検討してくれる、というのはその意味で大変有り難いことですよね?

 受けた批判に対してはもちろん、全力で検討し反論する。
そうしないと、自分の理論の支持者に対して申し訳が立ちません。批判され満身創痍となりつつ、沈黙を守るというのは「金持ちケンカせず」かも知れませんが、現場で実際に取り組んでいる人にとってはどうでしょうか?

 反論しようにも反論できなかったら、潔く持論を撤回し、新しい「方向と方法」を模索するなり、持論を覆した理論的立場に移行する・・・。
というのが実践を指導する立場の人のあるべき姿ではないでしょうか。

 いずれにせよ、理論を提供しているあなたや私はいつでも主張が批判され覆される可能性がある、そういう瀬戸際で商売しているわけでありまして、「おかしい」と思う提案を批判し、その採用を未然に防止するということも場合によっては必要かも知れません。
 
 有るべきは相互批判の中からよりよい第三の道が開かれることでしょうが、まあ、当分の間望むべくもない。他方、中心市街地の状況は一刻を争う、といっては大げさですが、ともかく急がれますからね。

 ということで、当サイト、このところ従来にまして、理論家、現場の双方にわたって批評に取り組んでいますが、その趣旨は以上のとおりですから、怒らないでください。

 なお、いうまでもなく、takeoに対する批判は、何ごとについて、どのような視点からのものであれ、いつでも大歓迎です。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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