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都市マーケティングの時代

 当社は「都市マーケティングコンサルタント」を自称しています。
都市マーケティング、よく聞かれそうな言葉ですが、検索してみると意外に使われていません。
2001年、メルマガで取り上げた記事を再掲してみました。

 そもそもマーケティングとは何か?
「マーケットすること」ですね。
マーケットは「需要」ですから、マーケティングは需要対応行動です。
需要とは何か?
抽象的にいえば、「代価を準備して達成しょうとする目的」のことです。
なぜ、需要に対応しなければならないか?
需要に対応することで、期待している対価を得るため、ですね。
すなわち、マーケティングとは“顧客のニーズを満足させることを通じて、目的である売買差益を確保する行動”です。
市場経済における企業活動=売買差益の確保に関する基本的な考え方の一つですね。
これをさらに抽象化すれば、“顧客(需要)の目的達成に貢献することを通じて、みずからの目的を達成しょうとする行動”になります。
顧客をして「この企業と取り引きすることが自分の目的達成にとって最善の方法だ」と評価してもらうこと。「顧客をその気にさせること」がマーケティングの目的であり、営利活動が経済の中心を占めている社会ではマーケティングの原則を理解し、これに即した企業活動を推進することが企業の存続発展の基本です。

 このように考えますと、マーケティングは単に営利事業の行動原理ということではなく、分業社会における人間の活動の原則と見なすことが出来ます。
“誰もが誰かの「問題解決」に役に立つことを通じて、自分の問題を解決している”のが分業社会の原則であり、マーケティングをこのレベルで考えますと、マーケティングはひとり営利企業の活動のあり方に止まらず、社会における組織、個人の行動原則の一つとも見なすことが出来ると思います。

 ご承知のとおり、当社は「都市経営」の目的を“住民のための①生活環境の充実と②阿所得機会の維持確保”と考えていますが、この目的を達成し続けていくために、都市は、「経営コスト」を確保する算段をしなければならない。
分業社会における都市は、マーケティングスキルを磨き、これを駆使しなければならない。
「都市はその顧客の問題解決に貢献することを通じてその目的を達成しなければならない」都市は、その顧客に対して何を提供することが出来るか?
顧客の需要が大きく変化するなかで「顧客満足」を実現するためには、どのような方向に向けて都市を経営していくべきか?
ということが、現在の状況における都市マーケティングの課題です。
中心市街地活性化はまさしくその一環だということになります。
そして、都市のマーケティング活動がその住民の活動によって担われることを考えれば、
都市マーケティングのターゲットはまず第一に都市住民だということになります。
都市は、そのマーケティング目標を定め、市民をその活動に参加してもらわなければならない。 都市のマーケティング活動に対して市民が「その気になって」すなわち、自分の問題解決・目標達成行動と位置づけて取り組んでもらうことが重要です。

地方自立の時代、言葉はきれいですが課題は重く困難が予想されます。
「地方の時代」における都市経営のカギは、マーケティングにあります。
変貌する都市経営環境において、マーケティング活動は如何に展開すべきか。
都市経営”で議論しましょう。

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