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理論と問題のミスマッチを克服しよう

 中心市街地活性化の取り組みがうまく行かないのは、
①状況の認識
②解決策の案出
③解決策の計画化
という『中心市街地活性化基本計画』の作成プロセスで利用された「知識」、「理論」が適切ではなかったからだ。
当社が最近強調しているところです。

 全国的な規模で明らかになりつつある新スキームに基づく取り組みの挫折ですが、その原因はスキームにあるのではなく、スキームの枠組みで作られた『計画』に用いられた「知識・理論」が、状況・課題に適合していなかった、というところにある。

 取り組みを挫折から立ち直らせるには、取り組みを導く理論を取り替えることが必要だ、というのが当社の主張です。

 「理論など別に使っていない」という人がいるかも知れません。当社も「うまく行かないのは理論が装備されていないから」と指摘したこともあります。
しかし、本当のところは、「装備している理論が状況にマッチしていない」というのが正しい表現です。
我々は、ものごとを判断するにあたって、脳内に蓄えている知識を用います。知識の多くは「言葉」「理論」です。

 用いる言葉・理論が間違っていたり、あいまいだったりすると、結果的に判断を誤ります。
例えば、「活性化」という言葉の理解があいまいな場合、活性化のために計画される事業も「活性化」との関係があいまいになります。

 例えば、「商業はまちの花、住む人来る人が増えれば商店街は活性化する」という理論を脳内に持っていれば、商業活性化の取り組みは「住む人・来る人増やすための取り組み」になるわけです。
取り組んだ結果、何が起こったか?
結果を見れば、取り組みを導いた「理論」が現実問題とミスマッチしていたことがよく分かります。

 我々は好むと好まざるとに関わらず、「脳内理論」をもって外界を判断・評価し、「行動」を計画します。その結果はもちろん自分自身に帰って来るわけです。
とするならば、自分がどのような「理論」に基づいて行動しているのか、ということを自覚しておく、「理論」が外界を認識する道具として適切であるか否かを時々チェックする、ということはとても大切なことです。

 中心市街地活性化を導く理論、基本計画の作成を導いた理論は果たしてその任務にふさわしいものであったか否か?

 問題はこのようなレベルで起きているのでありまして、「もの余り・店あまり」という状況において、「もの不足・店不足」時代の常識・理論をもって問題にあたっている、理論が現実とミスマッチである、というところに全国規模での「取り組みのミスマッチによる挫折」の原因があるのです。

 もう一つ、考えていただきたいことは、全国的な取り組みの停滞について、その原因を指摘し対策を提案しているのは当サイトだけ、ということです。
全国的な取り組みの推移・現状は、明らかにそれらの取り組みを導く慣行的理論 ―商店街全盛当時の商業理論をはじめとする― がもはや中心市街地が直面している問題情況を理解するための理論としては役に立たないことを示している、というのが当サイトすなわちクオールエイド社の主張です。

 当サイト以外で試みられている取り組み改善の提案は、すべて、これまでの取り組みを導いてきた「理論」について反省的に評価する、という作業の必要を自覚しないまま、慣行的理論のもとで相変わらず“シャッターの外側”、つまり売場以外における施策で“シャッターの内側”で行われるショッピングを活性化しようというレベルの提案です。
「点や線の取り組み」から「面の取り組み」へ
「商業施策」から「住む人来る人増大」へ
表見の施策は変化しますが、施策の案出を導く理論は旧態依然です。

 もはやこのような「施策の入れ換え」で状況が改善されることはない、ということに思い至らなければならない。
取り組みを導く「理論」を転換することこそが「中心市街地活性化」を可能にする「道」への第一歩です。

 「理論の転換」をどう実現していくか?
当社は“『行動計画』の作成”という課題への取り組みによってこの難関を越えていくことを提唱します。
新・基本計画はその体裁から「計画期間を通じた具体的な行動のための計画」にはなっていません。ご承知のとおりです。
基本計画に基づいて活性化に取り組んでいくためには、基本計画をもとに「行動計画」を作ることが必要です。
これまで作っている都市は無いようですが。

 当社は『行動計画」を作成するプロセスでこれまでの計画~実施を導いてきた理論を更迭、新しい理論と取り替える、という取り組みを提唱しています。

『行動計画の作成を提案する』
「理論の転換」に共鳴されるみなさんへ。

 理論が変わればこれまで陳腐化していた各種の取り組みが全く新しい意義・意味をもって再登場、「活性化への道」を切り開くことが可能になります。 
立場の如何に関わらず、協働を実現して「活性化への道」を切り開いていきましょう。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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