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専門用語の定義

 極めて重要なことですが、商業系、都市計画系ともにその用語は十分体系づけれておりません。
その理由は、両者とも理論よりも個別具体の事業案件からスタートした、という出自に依るところが多いのではないかと思います。
理論が準備されていない状況で個別具体の案件を企画するとなれば、「先行事例」を参考にするのが手堅い方法です。

 「理論抜き」の取り組みが成功しますと、次の案件、そのまた次の案件とことごとく、理論抜き・先行事例随従という手法で取り組まれることになる。以下、同じ。
環境が右肩上がりの間はそれでOK、事例より大きく作る、ということでよかったかも知れません。
どんどん事例が積み上げられて、「デファクトスタンダード」となりました。
専門用語の定義なんかどうでもよい、というノリでした。

だが、事業を取り巻く環境が大きく変わるとそうはいきません。

 理論に基づいて仮説を立て、目標を設定し、「試行錯誤」的にアプローチしていく、という本格的・正統な取り組みが必要になります。
しかし、いったん出来上がったデフォは、自覚的に批判し、対案によって覆されない限り、「事実上の基準」として機能します。
今、我々が直面しているのはまさにそういう状況ですね。

 従来の「成功事例」追従型の取り組みでは事業の成功は見込めない、しかし、「事例追随」以外の手法は持ち合わせていない、というわけです。

 この情況をどうしたら突破出来るのか?

 まずは、専門用語の定義を確定し、関係各方面で共有しなければならない。「問題解決」に必要な「知恵」をだしていくためには、使うコトバが明確でなければならない。

 プランナーさん、マネージャーさんの就任後最初の仕事は、「専門用語」を定義し、それを共有すること。
業界にはありませんから、それぞれの都市において作業しなければならないわけですが、この仕事の緊要性を理解しているプランナーさん、マネージャーさんは真っ先にこの仕事を提案するはずです。

 この仕事の重要性をアピールし、取り組みを提案しないプランナーさん、マネージャーさんはその時点で「失格」です。
心当たりのある人は、今からでしっかり取り組んでください。
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