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基本計画 認定一周年

 新スキームによる中心市街地活性化基本計画の認定。
昨年2月8日、青森・富山両市の計画が認定されて以来、その数は逐次増えておりまして、既に32都市を数えるに至っています。

 この間、認定各都市ではそれぞれ事業に取り組まれているわけですが、既に一周年が過ぎた認定第一号、青森・富山両市を皮切りにこれからどんどん一周年を経過していきます。
計画期間の1/5が過ぎるわけですが、成果のほどはどうでしょうか?

 もちろん成果は、事業が竣工したとか、イベントが成功した、人通りが増えた、などというレベルのことではなく、実際に「繁盛する店舗」がどれくらい増えたか、将来に希望が持てるようになった、という店主がどれくらい増えたか、ということで評価しなければならない。

 実際のところ、そういうお店が増えており、これからも増え続ける、という都市がいったい幾つあるでしょうか?
1年を経過してそういう店舗がほとんど出現していない、というのは大変なことです。一年経って出来ないことが二年、三年経って出来る、というのは難しいと思います。
一年である程度結果が見えてこない取り組みは、商店街活性化の取り組みとしては「失敗」ではないでしょうか?

 そもそも、基本計画の目標として「繁盛店が続出すること」が掲げられ、所要の取り組みが計画されていただろうか?ということにも疑問符が付くわけです。
繁盛店続出という取り組みの方向が明示されていない基本計画の場合、繁盛店が出現しないのは無理もありませんが、一年経っても繁盛店が現れない計画~取り組みっていったい何を目指しているの?
という疑問が生じます。

 ということで。
これからどんどん一周年を迎える都市が続くわけですが、果たして認定基本計画、このままの内容で残り四年間で繁盛店が軒を連ねる商店街を再現できるものでしょうか?

 当サイトではいちはやく「基本計画の見なおし」を提唱しています。
『基本計画の見直しを勧告する』

 わずか一年足らずで見直さなければいけないというのは、厳しいことですが、効能効果が無い以上やむを得ません。
一日も早く見直し作業に着手すべきです。
もちろん、いろいろと問題もあるでしょうから、「軟着陸」を実現しなければならない。

 基本計画のサブ計画として「商店街・商業者主体で実践していく商店街活性化・行動計画」を作成して、これを「実施計画」と位置づけて取り組みを再編成する。
作成にあたっては、特に「郊外型RSC」との〈棲み分け〉について、理論武装~仮説・試行に万全を期すことが必要です。

 中心市街地活性化、残すところ後4年足らずとなります。
このまま、もう一年、また一年と様子を見ながら実働時間を浪費するのか、それとも再スタートの道を選ぶのか、選択はなるべく早く・「見直し」の方向で決定されることをお奨めします。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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