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『基本計画』の批判的検討で見えること

 『基本計画羽』の認定の有無に関わらず、取り上げて論じるテーマ性を持ったものについて、当サイトでは折に触れて論評しています。
取り上げるにあたってはおおむね当該都市の関係方面へ連絡していますが、これまで応答をもらったことはありません。
多分、アクセスが無いのだと思いますが、認定を得たら後は怖いもの無し、自信満々だということでしょうか。
例外的に、認定はもらったがどうも不安だ、と言うことで勉強会のお呼びが掛かったところはありましたが・・・。

 いまさら申しあげるまでもなく、ものごとを批判的に観察する、ということは重要なことでありまして、「人は期待している方向へ誤る」という言葉を理解するなら、「期待」をしていない、第三者に計画の批判的検討を委ねることは、本当はみずから機会を作って取り組むべきプロセスですね。
特に、中心市街地活性化といった失敗を許されない諸条件を持っているプロジェクトの場合。

 というような理解を前提=共通の土俵に行っている当サイトの『基本計画の論評」ですが、所期の成果を挙げるにはほど遠い状況です。当該都市の基本計画の客観的な批判作業の結果を提供するということもさることながら、これから作成に入る都市の参考に供する、という趣旨も多分にあるわけですが、果たしてそういう情報の必要が認識されているものかどうか。

 都市経営におけるプランニング業務がカバーすべき業務内容は、多方面に渡っており、現在~将来のプランニングは、従来の都市経営に必要とされていたプランニング能力とはまったく異なります。
中心市街地活性化基本計画のプランニングは、都市経営におけるプランニング能力を革新する千載一遇の機会ですが、さて、どれだけの都市がそのような自覚をもってことに臨んでいるのか、これはもう極めて限られているのではないでしょうか。

 当サイト、上述のとおり、これまで各地の現状・計画・取り組みを論評してきました。
まだ結論を出す段階では無いと思いますが、それにしても、あたかもまったく何の不安も感じていないかのごとく、整斉と進められる「取り組み」にはホント、驚きを禁じ得ません。

 先行する各都市、事業が進捗しているにもかかわらず、一向に改善されない商店街の空洞化が物語っているのは何か?
それでも既存計画の見よう見まねを続けますか?

 ということなんですけどね。

 「批判」の効能効果については、70~80年代には盛んに論じられました。批判はプランニングと表裏一体ですから、批判が力を失っているとすれば、計画もおざなりになっている、ということかも知れません。
普通は、計画を立てたら「間違いはないか」自分で必死にチェックし、他人にもチェックしてもらおうとするわけで、批判を受けることは“誤り・不足を指摘してもらう”ことであり、「よりよい計画」へと改善していくきっかけとして得難い機会なのですが、計画作成主体が計画に対して、問題情況に対して「思い入れ」あるいは「プロ意識」が希薄ですと「要らぬお節介」になるのかも知れません。

 中心市街地活性化をめぐる最近の状況、こういうことが感じさせられます。

 ちなみに、自分の仕事を批判的に見る、というのは極めて難しいことでありまして、当社の言説、きっちり批判していただければ、これに優るありがたいことはありません。

 異論・反論、罵詈讒謗、何でも結構、お気づきのことがありましたら、サイト内各掲示板に書き込んでくださいませ。
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  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
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