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ゆめタウン別府 29日 オープン

引用元: 西日本新聞朝刊 2007/11/07付朝刊
 別府市の楠港埋め立て地に建設中の大型商業施設「ゆめタウン別府」が今月29日、開店する。施設を運営するイズミ(広島市)の進出をめぐって、市街地活性化への好影響を主張する同市と別府商工会議所が対立するなど難航する場面があったものの、ようやく実現の運びになった。

 施設は地上5階、地下1階で、延べ床面積約8万6400平方メートル。1階に食料品や土産物、レストラン、2階に衣料品、3階に日用品や書籍などの店舗が入居する。地下と4、5階、屋上に約1600台分の駐車場を備える。イズミは年間の入店客800万人、売上高140億円を見込んでいる。

 営業時間は午前10時‐午後10時。開店後の12月2日までは2時間延長し、午前9時‐午後11時。混雑を緩和するため、オープン後の1週間、田の浦海水浴場(大分市神崎)など4カ所を臨時駐車場として開放し、施設と結ぶシャトルバスを運行する。

 別府市は外国人の観光客や留学生が多いことから、トイレなどの案内板を日英中韓の4カ国語で表示。また、立命館アジア太平洋大学(同市)に通う留学生十数人をアルバイトとして採用し、通訳の役割も期待する。

 開店前の27、28両日には、別府市や日出町の住民を事前販売に招き、地元密着をアピールする。

****************** 引用終わり *****************

 イオンと四つに組んでまったくひけを取らない・というかはっきり押し気味で推移している「ゆめタウン」の力量については、皆さん既にご承知のところ、ダイエー、トキワなど中心市街地既存の大型店への深刻な影響が懸念されます。

 隣接する商店街、ゆめタウン行き帰りのお客で通行量が激増することでしょうが、業績的にはどうでしょうか。
“店前通行量は増えたが入店客は減った”ということにならないよう、対策はしっかり講じられたでしょうか。

ゆめタウン別府のオープンで、
「通行量の増加はすべてを癒す」
「大型商業施設の誘致で回遊性を創出する」
「アクセル&ブレーキ」
等々の「活性化策」の適否が実証されることになります。
大型商業施設を利用した活性化策を考えている皆さんには、ぜひ視察していただきたい事例です。

 takeoは、来月早々、出かけたいと思っています。
結果については当スレッドで報告しますが、期待の「回遊」は創出できないことだけは、いまから断言しておきます。
なぜそう言えるか?
第一に、RSCを理解していれば、分かることです。
第二に、対応策を講じる立場の皆さんが、残念ながら、RSCの正体を理解されていないから。

 RSCの登場で中心市街地がどうなるか、という問題の立て方ではなく、RSCにどう対応するかを考え、適切な行動をとるのかとらないのか、ということで結果が決まります。

 別府市に限らず、商店街に決定的に不足しているのが天敵・RSCに対する理解です。彼を知り己を知れば・・・といわれているように、まずは相手の正体を見極めないと、どうにもなりませんが。

□ 別府市 課題と対応

 RSCにどう対応すべきか?

 多くの都市における中心市街地活性化の取組が真っ先に掲げ、解答=対抗策を講じて基本計画に反映させ名kればならない課題ですが、当サイト、これまで明らかにしてきたように、問題意識を掲げ、対応策を計画している「基本計画」は、当社がこれまで見た限りではほとんどありません。

 緊急に手を打つことが必要であり、あるべき対応の方向と方法についても縷々提案しているところです。
提案はしており、かつ、このところの当サイトへのアクセスの状況などから推測して、提案の問題情況への適応状況も相当程度理解されて来たように思われます。
問題は、サイトにおいでいただいている皆さんの問題指揮を、関係各方面で共有していくか、ということですが、これはもう各地各都市で状況が異なり増すから「こうすればOKだ」という道があるわけでありません。

 それぞれの都市の問題情況に即した取組を仮説・試行していく他に方法はありません。takeoが申しあげられるのは、実際にそういう仕事が既に始まっており、いまこの瞬間も取り組んでいる人たちがいる、ということ位ですね。

 さて、別府市の場合はいささか事情が異なっておりまして、行政の中心市街地活性化の方向として、RSCの進出を契機に中心市街地全体の回遊性を再構築する、という中心市街地活性化の方向が少なくとも一つははっきりしています。こういうハッキリした方向・方法を内田ている都市はこれまでのところ、きわめて少なく、注目される由縁です。

 別府市への本格的なRSCの登場は、これまでも説明してきたように、中心市街地、歩いて回遊しようと思えば回遊できる範囲への進出ということで、これまで他都市ではなかなか見られなかった状況の出現です。これを中心市街地起死回生を目指す基本計画にどう組み込むか?

 ゆめタウン別府の出店を契機に中心市街地全体に「回遊性を創出する」という試み、成否のカギを握っているのはもちろん、ゆめタウンではなくて、商店街群をはじめ既存商業の側の取組にあるわけですが、ゆめタウンの出店~回遊性の創出が織り込まれている『基本計画』が作られているようなので、公開を待ちたいと思います。

活性化協議会の対応

『基本計画』における「回遊性の創出」の全面的な展開がどう計画されているか?
ゆめタウンオープン後、「回遊性」はどう変化したか?

「アクセル&ブレーキ」方式の採用を検討されている都市にとって、別府市は格好の事例、当分目を離すことが出来ません。


□「中心市街地へのRSC進出と中心商店街への影響」

 大分前ですが、鳥栖市中心部、商店街と隣接する旧JT工場跡への進出がありました。
商店街の対応、RSCの出店後の状況、現状等々、参考になるかも知れません。
「アクセル&ブレーキ」のハシリといえばハシリです。
一見をおすすめしますが、ただし、見て参考に出来るのは「見る目」がある人に限られます。当然です。
見る目を準備しないまま見に行っても見るべきこと・ものは見えません。


同じ中心市街地での旧集積と進出したSCの関係に関心がある、続報を待つ・・・・、
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