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在庫を減らせば売り上げが増える

 そんな馬鹿な、と思われる人もあるかも、ですが本当です。

当社提供の商人塾:http://www.quol
でさんざん実証済み。
ノウハウもしっかり蓄積し、さらに目下増殖中です。

なぜそうなるのか?
現状ありのままの業容からどう在庫を減らしていけるのか?

 しばらく断続的に取り上げます。
まずは、在庫(店内)が多いと売り場で何が起きるか・起きているか、まずこのことから考えてみましょう。

□在庫が多いと機会ロスが発生する

 機会ロスの本来の意味は、商品が陳列されていれば多分売れたはずなのに、あいにく欠品になっていたために、売ることが出来なかった、ということです。

 では、欠品さえ起こさなかったら確実に売れるのか、というとそうでもないのです。
お客が商品を買うためには、
①ニーズが意識される
②ニーズの対象となる商品がイメージされる
③商品調達に赴く・・・・来店する
店内では「購買行動の5段階」を経て、商品を入手します。(「5段階」は検索のこと)

 消費購買行動では、どの段階でも重要で、それぞれの段階をクリアしないと先に進むことが出来ません。
在庫量が多いと5段階のA:アテンション=「商品に気づく」という段階で、「商品に気づかない」ということが起こる可能性が高い。

 つまり、商品が多すぎて一個一個の商品にチェックが行き届かない、ということが起こる可能性があります。
適量の商品が見やすく陳列されていれば、確実にお客の目に留まり、吟味してもらえる商品でも、在庫量が多すぎてその中に埋もれていると、お客はその商品をピックアップして「吟味」段階に移ることが出来ません。
つまり、お客にとって「目に入らない商品」は「欠品」と同じです。

 「ものさえよければ必ず売れる」とか「提案型の品ぞろえ」などと品ぞろえの重要性は協調されますが、「目に入らない商品は欠品と同じ」、お客にきちんと吟味してもらうための工夫は二の次、三の次になっています。
 この「有るのに無い商品」は、もちろん、機会ロスそのものであり、売れるはずだった売り上げが実現できません。
そればかりか、さらに恐るべき結果をもたらすのです。


 このシリーズ、面白いかも、と思われたら
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TMO事業の完了

 『基本計画』に基づいて三セクTMOを設置、敏腕のタウンマネージャーさんを配置して、TMO事業に邁進してきた。
その甲斐あってTMO事業は次々に竣工、所期の目的を達成している、全国に成功事例として喧伝されている、という都市がいくつかあります。

 凄腕のマネージャーさんを招聘したところは、TMO事業、所期の目的を達成しています。皆さんも視察に行かれたり、講師に招聘したり、ご存じのところも多いはずです。

 TMO事業が一段落しまして、確かに来街・通行客数も増えました。しかし、その結果が商店街に波及する・指折り数えてこのときを待っていた各個店のシャッターの内側には全く・何の効能効果もありませんで、待ちぼうけを喰らっちゃった。
ただの待ちぼうけではありませんで、その間もこれからも、ひたすら商業機能としては劣化の一途をたどるだけ。

 本来の趣旨から行けば、これからが「まちを一個のショッピングモールとして構築・運営する」機能であるTMOのそのまた中枢を担うマネージャーさんの出番ですが、そういう趣旨で設置、招聘したTMO、マネージャーさんではありませんから、手も足も出ません。“これからは商店街が主役”というのは確かにそのとおりですが、自動的・自発的に主役が張れるくらいなら中心市街地・商店街の活性化に、都市が総力を挙げて取り組む、という事態は起きなかったわけで、“なに言ってんの”ということに」なるわけですが、もともと『基本計画』にTMO&タウンマネージャーの任務が「ショッピングモールへの転換」であるという肝心カナメが記述されていませんから、どうすることも出来ません。
機を見るに敏なマネージャーさんならさっさと退出するでしょうね。

 マネージャーさんはそれでよろしいが、TMOは、否、中心市街地はこれからどうなるの?
中心課題である「商店街の活性化」については、TMO発足以前よりいっそう衰退しているんですけど。

 という状況を直視することが出来る力量を持った担当者を要所に配置している都市だけがこの隘路を突破して新しい方向と方法へ、軌道を修正することが出来ます。
ものすごいエネルギーが必要ですが。

 これから『基本計画』を作成するところは、先行事例の「こういうところ」に眼を凝らして学ぶべきです。学んだら同じ轍をすむことの無いよう、“商業者の自助努力の連携によるショッピングモールとしての再生”を基本課題とする中心市街地活性化基本計画の作成を目指す、という一点で合意を形成することからスタートしてください。

 TMO事業は、本筋の事業を補完・補強するという性格のもの。まちに核を作って繁昌させると言うことはもちろん並大抵のことではありませんが、だからといって核の繁昌が市街地全体に自動的に波及していく、ということはあり得ません。
これからこのことを実証するケースが全国で頻発するはず。
とりあえず「成功事例」における商店街の状況をチェックして見られたら如何でしょうか。


この情報、普及の価値あり、と思われたら
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