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「ゆめタウン佐賀」の革新性

 ゆめタウン佐賀のどこがこれまでのSCと比較して革新的なのか?
既に説明していたつもりでしたがまだでしたね。

 ここでいう「革新性」とは、これまでのSC理論の延長上には無い、ということですがどこがどう違うのか、説明してみましょう。

 ゆめタウン佐賀の革新性

その一 「核店舗」が配置されていない。

 ご承知のように、わが国のほとんどのSCは、二核ワンモールという形式を取っています。
モールの一極にGMSを配置し、逆の一極にHC(ホームセンター)や百貨店などを配置して、その間に多数の「専門店」を配置する。
双方の核の強力なデスティネーションで集客し、核店舗間を回遊するお客をモールに誘い込む、という業容です。

 核であるGMSの不振は早くから指摘されていますが、その理由はGMSが提供している業容がいつの間にか狙っている顧客の消費購買ニーズとの間にミスマッチを生じてしまった、というところにあります。
もはや、SCのお客の多くはGMSが誘引しているものではありません。モールを中心とするショッピングと飲食・サービスの複合業容が、SCの集客力の中心になっています。
このことは、GMSとモールの客数を見れば明白です。
どこのSCを見ても、核店舗は閑古鳥状態ですからね。
特定のSCの核店舗であるGMSでそういうことがだというのではなく、一般にそういう傾向があるということは、GMSがSCの核店舗としての機能を喪失していることを意味しています。

 さて、ゆめタウン佐賀では、レイアウトでお分かりのとおり、GMSイズミは「核店舗」の位置にではなく、モール中央に配置されています。このことは何を意味するのか?
続きはサイト・【理論創発・死闘編】で。


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「中心市街地活性化」の全体像

 当社頻用のコトバに「問題情況」があります。
問題情況は、
①「問題的事態」が発生している場所において
②問題を解決しようという意欲を持つ主体と
③客観的な情況
から成り立ちます。

 大事なのは、「主体」の「目的意識&能力」です。
問題意識に基づいて情況が認識される。
問題意識が違えば、解決しようとする問題のとらえ方が変わる。
能力が違うと、解決の方法が違う。

 問題は、情況だけではなく、主体の目的意識、能力によって変化するわけで、「問題としての中心市街地活性化」を適切にとらえるには、いろいろと準備が必要です。
特に重要なのが、「主体の情況」をしっかり把握すること。
 興味のある人は「問題解決」「問題解決過程」を検索してください。

 中心市街地既存の商業機能、シャッターの内側には問題があるのか・無いのか?
どう理解するかで、活性化の方向と方法が大きく変わります。
「ショッピングモールとしての再編」という方向も、テナントミックスも、「既存個店のシャッターの内側」の認識如何次第。
 
 問題を直視できなければ、「空き店舗を欠業種で埋める」という馬鹿げた施策の繰り返しになるわけで、累積される失敗の多くは、「問題情況の把握」というレベルの失敗に起因しています。

 目下火急の課題は「中心市街地活性化という問題」を適切に把握すること。「中心市街地活性化の全体像」を作り上げることです。
この作業、ほとんどの『基本計画』で見落とされている重大要件です。何しろ「解決しょうとする問題の全体像」をつかみ損ねているわけですから、計画や実践がうまく行くはずがありません。

 「中心市街地活性化という問題」、その全体像をきちんと把握することが、「実効的な取り組み」の基礎ですね。
その結果、「軌道修正」の必要が認識されれば、新しい可能性へのスタートに立つことになります。


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  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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