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【ゆめタウン別府】の誘致 別府市の挑戦

 『ゆめタウン別府』誘致と中心市街地活性化

既報のとおり、当社サイト【商店街起死回生】コーナーで取り組んでいます。
このほど大幅に手を入れ、分かりやすくなりました。

 同市は中心市街地活性化の起爆剤としてRSC《ゆめタウン別府》の誘致を決意したのですが、果たして結果は吉と出るか、凶と出るか。
もちろん、成功のカギを握っているのは《ゆめタウン》ではなくて、関係各方面の皆さんが何を考え・どういう動きをするか、ということにかかっています。
興味のある人はサイトへどうぞ。

 予定外の展開で、「ショッピングコンプレックス」にまで言及する流れになっていますが、中心市街地所在の商業集積群を「面」として事業の対象にしていくなら、当然、この「面」をどう把握するか、という課題があり、これまであまり問題にならなかった「商業を街区全体として理解する」をいう作業が必要です。
 別府市の場合、商業街区を「ショッピングゾーン」と呼んでおられ、それで良いと思いますが、中身の理解が問題です。

 中心市街地の商業街区と言えば、商店街(最寄り・買い回り・両者が混淆したものなど)、百貨店、ファッションビル、GMS、SM、カテゴリーキラー等々が混然立地しています。(これに新たにRSCなどが加わるのが「A&B」)
 各集積・施設は、それぞれが計画的ないし自生的に「業容」を作って、お客に対してさまざまな「デスティネーション」を提供しています。中心市街地のショッピングゾーンは多様なデスティネーションから成り立っているわけです。

 これを全体としてどうとらえるか?
言うまでもなく、中心市街地に展開している小売商業機能は、中心市街地を代表する「都市機能」であり、これを活性化することは、都市機能の増進と経済活力の向上という中心市街地活性化の趣旨そのものですが、従来の個別商業施設や単位商店街を対象に「点」や「線」の取組と「面」の取組はどう違うのか?

 この「面」全体に拡がっている多様なデスティネーション間に「回遊の創出」を目指すわけですが、なかなか簡単にいく話ではありません。まず、それぞれのデスティネーションの理解からから始まり、各デスティネーションの区別と連関を把握し、回遊にむすびつけていく・・・・という構想を立案し、事業計画に落とし込んでいく・・・。
これが『中心市街地活性化基本計画』の本当の仕事ですが、従来取り組んできた個別商業施設や単位商店街を対象にした、いわゆる「点や線」の取組と、中心市街地の「面」の取組とはどう違うのか? 
このあたりをよく考えておかないと、「賑わい創出」や「回遊性創出」などが“言ってみただけ”に終わってしまいかねません。
別府市のケーススタディは、『商業活性化理論』の検討も含みつつ、まだまだ続きます。

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やれば出来る 商店街活性化

 クオールエイド社は、商店街の活性化について「活性化の方向と方法」を提案した上で、“やれば出来る”と一貫して主張しています。
あらためて申しあげるまでもないことですが、ではどうして出来ないのか?

 理由はきわめて簡単、“やらないから出来ない”
他に理由はありません。

ではどうしてやらないのか?  
“ラクをしたいから”ですね、きっと。
 でも、「ラク」をしながら繁盛店が作れるという「方向と方法」はありませんからね。

「ラク」とは何か?
昨日と同じことを続けること、です。
昨日と同じこととは何か? 一昨日と同じこと、です。
一昨日と同じこと・・・・・・・・・

 結局、“昔は良かった”、商店街全盛時代、店の前は買い物客であふれていたころと同じ心構え・立ち居振る舞いのまま「何とかしたい」というのが「ラクをしたい」です。
昔は取引先・仲間・そしてなによりしょっちゅう出入りしてくれる「お得意さん」がありまして、みんなであなたのお店を支えてくれました。もちろん、それぞれ「自分のため」に考え・行動したのですが、その結果が皆さんのお店の業績向上につながりました。
 どうしてそうなっていたのか? もちろん、皆さんのお店の「業容」がその成果をもたらしたわけです。

 いま、当時のお店の業容を寸分違わず再現したとしてもそれを支持してくれるお客はありません。たとえ通りの通行量が復元したとしてもその通行量が消費購買ニーズに転嫁することはありません。
消費購買行動が変化した、というのはそう言うことです。

 お客はさっさと消費購買行動のパターンを変えているのに、お店の方は新しいショッピングの楽しさを提案するどころか、“何とか変わらずに済ませる方法はないか”ばっかり考えている。

 住む人・来る人を増やす、通行量を増やす、ショッピングセンターを規制し・誘致する・・・・、
みんなかって効果のあった繁昌ノウハウです。
みんな「変わらずにすませる法」です。
つまり、みんな「ラク」をしたいわけです。

 「ラクをしたい」という商店街に蔓延している「空気」が、商店街の可能性、個店の繁昌を邪魔しています。

 いま、お客の生活はどうなっているのか、お客は生活に何を求めているか、それに対してわれわれは何を為すべきか。
という問題意識がとぎすまされないと、「堪能」を求める消費購買ニーズに対応することは出来ず、結局、自店を繁昌させる、商店街を活性化するという願望は達成出来ません。

 にもかかわらず、“新しいことはしたくない・考えたくない”という心構えを貫こうとしているわけですから、これでは新しい繁昌などは、夢のまた夢、です。

 結局「ラクをしたい」とは「新しいことはしたくない、考えたくない」ということですね。
その結果、“苦しくなる”かも知れませんが、それでも“ラクをしたい”ということで、“ラクができるなら苦しくなってもいい”ですよね、そうですか。

 ということで、商店街の活性化なぜ出来ないかといえば、結局のところ、“新しいことはしたくない・考えたくない”“ラクをしたい”という「怠け心」にその原因がある。
もちろん“何を言うか、一所懸命やってるのに”という反論もあるでしょうが、それは昔ならい覚えた「ラクな方向と方法」でしょう。

 「ラク」をどう突破するか、ということが最大の課題ですが、他方、応援団は専ら「変わらずに済ませるの法」ばかりを考え・施そうとしているわけで、“わ、これじゃダメだよ”と双方の取組の実状を知った消費購買ニーズさんたちはおっしゃるでしょうね。

※27日の記事『二兎同時補悪作戦』についてメールをいただきました。
参考記事は『 既存事業の抜本的見直し

「ラク」は繁盛の敵、ラクしようとせずにしっかり取り組んでください。


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「基本計画」 最終の認定は・・・

 新スキームのウリの一つは、総理大臣による認定という制度です。

 認定を得た基本計画にはその推進について手厚い支援が得られるということで、業界では「認定を突破する秘訣」などが云々されていたりするようですが。

 問題は、出来上がった計画が都市及び周辺の住民から「買い物行き先再構築基本計画」として認定してもらえるかどうか、ということでありまして、もちろん、認定権者・総理大臣が消費購買客に成り代わり、基本計画段階の「買い物の行き先」を精査して、“これならOK”ショッピングにうるさくなっている消費購買ニーズも帰ってくるに違いない、と太鼓判を押してくれたわけではありません。

 恐ろしいことに、地元買い物客による「認定」は、計画が相当程度進捗し、巨額の投資と膨大な時間を費消した事業の成果がお客の目の前に“これでどうだ”と見えるようになった段階ではじめて下される。この時点で「(自分たちの買い物行き先として)認定しない」と言われたら万事休す、です。
やっぱ、そうだったか、と思い当たっても遅すぎ。
 
 ということで、
目下作成中の「基本計画」にあたる皆さんの自己評価の合い言葉は“この計画が実現すれば消費者に「買い物行き先」として認定してもらえるか?”ということでなければならない。

 さしあたって、家族・友人・知人に“「賑わい」を作り「回遊」を発生させ、「店前通行量」を増やすんだけど、買い物来てくれるよね?”
と聞いてみるのはいかがでしょうか?

“楽しいショッピングが出来そうじゃん、絶対行くよ!”と返事が返ってくればいいのですが・・・。

 基本計画の成否、究極の認定は総理大臣ではなく、地元の消費者がおこなうのだということをお忘れなく。

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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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