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gyao

 現在、『ハンニバル』を上映中。
久しぶりに見ましたが、やはり第一作とすると見劣りします。

 パッツイ刑事のエピソードは面白いのですが、最期はレクターの趣向とはえらい違い、なんで嗜好を駆け引きに使うわけ? 
ということでここは監督じゃなかった、作者の自作自演・受け狙い、ですよね。

 しかし、例によってハンニバルのセリフにはしびれるものが多く、今回あらためて、刑事との会話にウ~ムといわされました。
“身につまされる”は中語で「感同身受」とか。

 『羊たちの沈黙』ではクラリスに対する“羊たちは沈黙したか”というタイトルにもなっているセリフがありました。
羊といえば羊飼い、羊飼いといえば流れとしては大審問官、奇特な人がいます。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/hongirai-san/pro-t.html

再読した人の所感

 松岡さんは“21世紀は「方法の時代」”と〈予想〉しています。
当サイト的には「方法論の時代」でしょうか。


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行動計画の作成と専門家の招聘

 商業の活性化について取り組もうとすれば、否応なく基本計画の期間中に実施し、成果を蓄積していく事業について、時系列的に計画を立てなければならない。
もちろん、基本計画に掲げた事業を実施すれば、「目標」が達成され、結果として商店街が活性化する、と自信を持っている都市についてはその必要はありません。

 計画期間5年のところ、行動計画を3年にするのは二つの理由から。
一つ目、3年間の取り組みで方向と方法を確立、後の2年間で市街地全体に効果を波及させる。

二つ目、そもそも3年以上もかかるようでは「活性化への道」とはいえないだろう、ということ。

 3年間の取り組みは、年々歳々同じことの繰り返しではなく、現状からスタートして着実に成果を蓄積していく、日々新しいことに挑戦していく3年間です。そうでないと「到達」が出来ませんからね。

 この期間を誰が引っ張っていくのか、という問題がありまして、もちろん、TMOに優秀な専従者を配置し、TMOを中核として取り組んでいくわけですが、「適切な専従者を確保する」というところが難問です。

 たぶん、どういうスキルが必要か、ということも十分把握していないという状況で推進体制の構築に取り組んでいくことになりますから、よほどの幸運に恵まれない限り、外部から支援を受けることは不可欠です。
それももちろん必要なスキルを持った専門家を招聘しないと、行動計画が補助事業の実施計画になってしまったりする可能性があります。行動計画は、「意欲的な中小小売商業者グループ」の先駆的な取り組みをはじめ、関係各方面それぞれの3年間を一期とする「行動の計画」です。
したがって、事業推進の支援を委託する専門家は、行動計画の立案と実践の先頭に立つ、という相異なる二つの領域で優れたスキルを兼ね備えていることが絶対条件です。
 
 行動計画の立案および並行して取り組む推進体制の構築という段階をクリアできるかどうかは招聘する専門家次第、専門家の選定に妥協は許されないと思います。

 専門家の導入をためらわないこと、スキルの見極めに万全を期すこと、体制構築に着手する時点でのカギですが、さて、こういう問題があるのだ、ということが理解されている都市がいくつあるか、ということも正直懸念されるのでありまして、まっこと中心市街地活性化は「人」で苦労する問題です。
まあ、人間社会の問題はすべてそうだと言えばそうなんですが。

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「GMS」 という問題

 日本型GMS。
 安土敏さんの名著『スーパーマーケット原論』で明らかにされているように、いわゆる「日本型GMS(以下、単に「GMS」)」は、米国から移入されたスーパーマーケットの「自然成長」の結果として、“設計なく、生まれた小売業態です。

 GMSの登場以来、わが国の小売業の発展・消費生活の拡大は、常にその成長・変遷とろもにあったといってけして過言ではないことは、当サイトご愛顧の皆さんには周知のことですね。

 商店街の一隅に出現したスーパーマーケットが、“量販出来るものなら何でも扱う”という強烈な情念を原動力にラインロビングに励むなかから、徐々にスーパーマーケットの的業容を逸脱、立地も旧商店街を脱出して「GMS」が生まれました。
これは、業界によって「流通先進国」と見なされ、常に随従を目指してきた米国には無かった業態です。

 その後「GMS」は、いっそうの「販売拡大」を目指し、テナントとして多様な業種を誘致、みずからを核とするショッピングセンターを形成していきます。
郊外へ、郡部へと移動していくプロセスは、かってGMSが立地していた中心市街地の商業機能の空洞化と軌を一にして進みました。
そして現在、まちづくり三法の改正による「アクセル&ブレーキ」の導入にともない、その新たな動向が注目されています。

 と言うように「GMS」の存在、その動向は、わが国における小売業の動向、ひいては国民の消費生活・購買動向と密接に関連しています。
 現在~将来のわが国の小売業界を見ようとするとき、GMSを理解することなくして、的確な展望を得ることは出来ません。
誰であれ、小売商業について何ごとかを為そうとするにあたっては ―個店・商店街・商業集積を問わず― まず、GMSについてしっかりと理解しておくことが求められており、GMSを理解せずして小売業を語るなかれ、です。

 わが国の小売業あるいは中心市街地そして国民の消費生活を考える上で、重視することが必要なGMSですが、では“GMSとは何か?”ということになると、なかなか説明がむつかしく、実際に的確に説明できる人は少ないと思います。
説明はいくらでも行われていますが、「日本型GMS」の定義として適切なものは、当のGMS企業の内部を含め、まだどこからも提供されていないのです。

 当サイトで何度と無く指摘してきたように、中心市街地の商業の活性化を目指す各都市の『基本計画』は、現在の小売業界を構成する代表的な業種業態についての理解を著しく欠いています。
特に、中心市街地の商業を活性化するという目標を掲げたとたん、必ず対応を考えなければならない、GMSおよびそれを「核」として構成されているショッピングセンターについては、言及さえほとんど無い、と言う状況があるわけで、「GMSを知らずして小売業を語るなかれ」ということを了解するなら、GMSを語っていない『基本計画』とは、まことに頼りない計画ということになります。
 「法」改正により、大規模小売業の立地は中心市街地へと政策的に誘導されることになりました。この状況変化を中心市街地活性化にどう活かすのか?
あらためて、GMSとは何か、郊外型SCとはなにか? ということの解明が必要です。

 他方、激烈な集積間競争のさなかにあるGMS・ショッピングセンターには、「法」改正による「アクセル&ブレーキ」のもと、まったく新しい事業環境が出現しています。
従来的立地への出店が厳しく制約されるなかで、都営の「まちづくり」への参画という条件に新たな事業機会を見いだすこと、これがGMSが直面している戦略課題であり、あらためてみずからが担っている「小売機能」の解明が必要になっています。

 このように、“GMSとは何ものか?”ということ、当のGMS企業を含め、小売商業界及び都市経営関係において、緊急に解明しなければならない問題です。
 当サイトでは、GMS及びショッピングセンターについて、“中心市街地の活性化ヲ目指す以上、その機能的位置関係の解明は避けることが出来ない課題である”という視点から何度も論じてきましたが、なかなか「これがGMSだ」という決定版を打ち出すに至っていません。あらためて本格的に取り上げたいと思います。

まずは、過去の作業の確認から。
『日本型GMSについて』(2001年の記事)
 現在、GMSは自然成長的に変容しており、そのうえ、SCにおけるポジション(機能)も大きく変わりました。もちろん、当社の認識も進んでいます。

 GMSとは何か、RSCとは何かということの解明は、中心市街地活性化の実現を追求する場合避けることの出来ない課題ですが、避けようとしている、あるいは課題があることに気づいていない「基本計画』、多すぎです。

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  • Author:進化する売場研究会
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    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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