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お奨めの本

サイトでときどきやっています。お役に立てば幸いです。

■生きとし生けるものに共通する「よりよく生きる」という問題に取り組むために。

①長谷川宏『新しいヘーゲル』講談社現代新書 1997

 理論とは何か、人が生きていく上でなぜ理論が必要か、を確認するために好適です。
「啓蒙=自分の問題に自力思考で取り組む」ことの実現が哲学の「本場」の基本課題であることがあらためて確認されます。
ついでにそれを移入した我が国の哲学業界の言説がどうしてイヤになるほど難解なのか、その理由も。

②池谷裕二『進化しすぎた脳』講談社 ブルーバックス 2007年

 “脳が脳を理解する”ことは、脳にとって目下最大・最強の難関ですが、この本は最前線を担っている人が、現場の状況を「中高生」向けにレクチュアしたもの。
環境と脳の構造と意識の関係の分析の現在の到達点を分かりやすく。「科学とは何か」、「知識とはなにか」整理整頓が必要になり、かつ、手助けをしてくれます。①との併読がお奨めです。

③同じく『記憶力を強化する』ブルーバックス 2001年

 もちろんハウツウではなく「記憶の原理」に関する最新の知見。著者は東京大学大学院薬学研究科の講師で、記憶システムを活性化する薬を開発中という人です。
すでに道は半ばを過ぎているらしい。
傍から見ればノーベル賞に相当近い人のように見えます。

 「心と脳」問題は、70年代にちょっと囓りましたが、30年も経つと隔世の感です。

④福岡伸一『もう牛を食べても安心か

 サイトではおなじみです。主題はBSEですが、前振りが凄い。『循環』と『動的平衡論』にはうならされます。
商業集積も計画して・作って・おしまいではありません。
個店におけるお客との協働による不断の業容変換=「動的平衡」を維持し続けることが必要です。

「循環」つながりで
⑤ジェイン・ジェイコブズ『経済の本質』日本経済新聞社
2001年

続きは、いずれサイトの【理論創発】コーナーで。


■プランナーさん向け・とっておきの一冊
陸上幕僚監部『野外令合本―野外幕僚勤務・野外令1・野外令2他―』学陽書房1966年

 陸上自衛隊の最上位教範です。
目的・目標を達成する計画の作り方を一望するにはもってこいの本。takeoがいう「背景知識」のポジションもすっきり理解される(ただし、「一般論」として読み解くチカラが必要)と思います。

 『中心市街地活性化法』と『基本方針について』と『認定マニュアル』があれば「中心市街地活性化基本計画」を作ることが出来る、と考え・実行するのは“『野外令』を読み、暗記すれば作戦が立てられる”というのと同じ「程度」ですね。

 これは、プランナーさん必携の一冊・確信をもってのお奨めですが、
amazonでは品切れ、入手出来るかどうか、幸運をお祈りします。

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