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標記についてのお奨め。

ケネス・バーク 『動機の文法』 1982 晶文社

動機の文法とは、“動機の容れもの”。
人の行動には必ず動機がある、人の行動を理解したかったら、その行動が従っている文法を理解しておかなければならない、という着想から書かれた本です。
バークは、人の行動は、行為・場面・行為者・媒体・意図という五つのキーワードを使ってで理解することが出来る、人の行為を理解するには、あらかじめ「動機体制」を理解しておかなくてはならない、というのが著者の主張。
問題解決理論とも親和性のあるアプローチです。

「人の思考プロセスに影響を与えることを通じて仕事をする」ことに従事する人など、レベルアップに役立つと思います(ま、要らぬお節介ですけど)。
この価格(2,500円!)で入手できる機会はあまり無いはず。
※サイトですでに紹介したので、この価格では入手できないかも知れません。桁違いの価格になりますが、買う人が買えば損はしません。

似たようなアプローチで「環境」の記述を目指すのがクリストファー・アレグザンダーの『パターンランゲージ』ですね。

バーク流に言えばこれは「環境の文法」でしょうか。でも内容は、文法レベルを逸脱、著者の「こんな都市がいいな」的レトリック段階が展開されています。
「コンパク党(*)」のみなさんは、勝手な妄想にふける前に一度読んでみていただきたい。
(*)コンパク党
 ご明察のとおり、takeoはコンパク党に対して批判的です。
“中心市街地を空洞化したのは郊外のせい、今度は中心市街地ががんばって郊外をスカスカにする”というのが党員さんたち。そこには、都市を生活の場(生活環境・所得機会)として充実させていく、という気合いが感じられません。おっと、これは余談でした。

こんな本もあります。
竹内靖雄『日本人の行動文法』(東洋経済新報社 1995)
 竹内先生の著作は勉強させてもらえることが多く、お世話になっています。

 ものごとについて理解するにあたっては、白紙の状態で臨んだのではなにも理解できません。
あらかじめよく吟味した容器を準備しておき、対象を容器に落とし込むことで、所期の目的を達成する、という方法が一般的だと思いますが、上記三冊の本ではそれぞれのジャンルについて、そういうアプローチが提案されています。
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