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コトバの再生

 アクセス解析などの折り、資料庫の記事を読み返すことがありますが、2002~3年頃の記事は、昨日今日の状況への提言としてそのまま通用するものが多い。
毎度のセリフですが、お暇な折りに一度「総ざらえ」すると、役に立つかも知れません。
 いずれにせよ、今も当時も無理論・無展望でことが進んでいるわけで、どこかで取り組みに待ったをかけ、方向と方法を確認しなければならない。

 法改正~『基本計画』の見なおしは、またとない機会ですが、「拙速」を目指す動きが目につきます。
法改正、ほれ、新しいフォーマットで計画作成、どうせ出すなら他に遅れるな、などという活性化の実現とは全く関係のない動機で計画つくりを急ぐようなことがあれば、その背後には大きな問題が潜んでいることになります。
5年、6年と推進してきた取り組みはなぜ活性化への道を切り開くことが出来なかったのか?

 新しい計画が活性化を達成しうる方向と方法で作成されているか否かは、フォーマットに示された領域それぞれについて漏れなく事業を企画しているかどうかではなく、第一に、これまでの取り組みを的確に反省していること 第二に、推進体制特に商業の活性化を実践していく体制の構築を計画していること 第三に、「一体的推進の目標」の達成に向けてロードマップを作成し、時期・段階別、カテゴリー別の下位目標を設定していること 第四に、必要な技術・知識の獲得=能力開発を計画すること
などが、不可欠です。こういう仕事が含まれていない計画ではこれまでの計画とどこが違うのか? 誰も説得することが出来ません。本人自身、なんの確信も無いわけですから。

 まずは、関係者の間で飛び交う「コトバ」を確認することから再出発すべきではないか。よそはどんどん新計画を提出しているのに、「そんな悠長なことは出来ない」というのは、これまでの反省が不十分。計画は早く出すのが能ではない、あくまでも活性化を実現できてなんぼ、というのが基本計画の使命です。
次のようなコトバについては、それらが課題になっている文脈、経緯などをきちんと理解しておかないと、一見「専門用語」に見えても実は「井戸端会議」語です。

□定義不明の言葉たち
:会議・会話の雰囲気・流れで口から出る、どこかでいつの間にか覚えているコトバ。

○少子高齢化 ○コンパクトシティ ○賑わい創出 ○地域密着○交流人口 ○商業の活性化・高度化 ○ショッピングモール ○ショッピングセンター などなど。その他たくさん

□その場しのぎの言葉たち
:会議が行き詰まった場合などに発せられ、全員同意して、当面する問題についての論議を棚上げするために用いられるコトバ。
○意識の改革 ○地権者の協力 ○商業だけでは活性化は無理 ○非物販事業で集客○人出を増やすのが先決 ○郊外開発が間違いの元、もう遅い ○ナショナルブランドを誘致せよ などなど
その他たくさん。

 これらのコトバを一つ一つきちんと吟味することは、「活性化への道」を切り開き、関係各方面の個人・組織が協働していくうえで、今すぐ・ただちに取り組まなければならない課題です。
定義不明・内容不明のコトバを連ねて合意を形成したからといって、何がどうなるものでもありません。この作業を抜きにして活性化に接近することは出来ません。
『基本計画』作成のプロセスは同時に、関係者が「活性化理論」を共有する、構築するプロセスであるべき、そういう仕組みを是非とも作り上げなければならない。

 新『基本計画』の作成、半年や一年遅れても、日々着実な取り組みを継続していれば、何の問題もありません。活性化協議会を立ち上げ、ろくすっぽ検討もしないまま・ありがちな「目標数値」を設定し、達成するための事業らしきものを羅列する・・・・、という取り組みに比べれば、目に見える成果を達成していく優れた取り組みとしてたちまち、追いつき、追い越して行くはずです。

現場・会議で使われるコトバたちを再生させること。
コトバの問題、そのほとんどは当サイト過去記事のどこかで、提案していると思います。
急がば回れ、時間を要しますが積み重ねて行かれることをお奨めします。

 交わされるコトバが生きていないとその積み重ねで実現していく仕事が生きたものになりません。

ということで、当社の【用語集】の中途半端さも気になっているのですが、目下、社内外の実動体制の再編という課題があり、各掲示板の過去ログの整理ともども、6月以降段階的に整備するつもりです。

参照:▲用語集:http://www.quolaid.com/yougo/yougo.htm

■ Web2.0

 web的にはちょっとふるい話題ですが、産経新聞に連載されていた渡辺淳一氏の小説が4月30日、終了したのだそうですが、終了に至る経緯がインターネット時代ならでは、です。
紹介は切り込み隊長
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2007/05/03_070823.html

ついに、カントさん由来の「公共言論」を経由する「啓蒙=自力思考」がWebで開花の時を迎えたか!W

ブログは、閉鎖が予告されていますので、興味のある人はいまのうちにチェックしてみたら如何でしょうか。

あじさい日記ブログ
ヲちブログ
「あじさい日記」日記http://otakusanikki.jugem.jp/?eid=210#sequel

提起されている問題はいずれ【理論創発】で考えてみるつもりです。
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