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レトリカルリテラシー

リテラシーは読み書き能力。
最近は「Webリテラシー」、Webを情報手段として利用する能力、ということがよく話題になっています。

リテラシー(一般に「語学力」といっても良いかも)で問題にしなければならないことは、読み書き能力ではなく・レトリック能力です。というか、読み書き能力とは、リテラシー能力あってはじめてものになる。

ということで、リテラシーレトリック=ここでは物ごとの様子や筋道を説明する&説明を批判的に理解する能力、としておきます。レトリックは、読み書き以前、人間が頭のなかで物事を考える際の考え方を整理したもの、その基本は「異同」の認識や「分類」の技術であり、読み書きに先立って存在します。(文字が無くともレトリックは存在する)
ただし、現代の我々はその多くを読み書きを通じて習得します。

読み書き能力を用いて情報を取り扱う=他人の考えを知る・他人に自分の考えを知らせる(ここで他人には将来の自分を含めます)能力の一環と考えれば、その能力は当然、「情報を取り扱うためのルール」にしたがって使われなければならない。
そうしないと、情報が正しく伝わらないし、相手からの情報の価値判断も難しくなります。

レトリックは、「発信情報を正しく伝える/受信情報を正しく理解する」ために各自が装備しておかなければならない必須の技術です。

レトリックリテラシー、「読み書き能力」の重要な一環として情報処理技術の第一番目にランクされるべき能力、残念ながらこの能力の重要性はあまり意識されておらず、体系的・計画的な修得の方法の開発も進んでおらず、アタマがよい/悪いというレベルで取り扱われている。

一例を挙げれば、中心市街地活性化がはかどらないのもレトリックリテラシー不足が原因の大きな部分を占めています。
文章を読み解くときの注意力・批判的に読む力が装備されていない。
「中心市街地活性化」とは何がどうなることか?
その前に「中心市街地」とはどこのことか?

などなど、レトリックリテラシーがアタマのなかにきちんと設定されていたならば、必ず起動し・効用を発揮するはずのところ、何故かすんなり見過ごされ、その結果、思いもよらぬ挫折の連続・・・といったことが多すぎます。

ことは中心市街地活性化に限ったことではありません。
地方分権・都市経営・・・・。

地方分権を主張する地方の「レトリカルリテラシー」は大丈夫でしょうか?

新しいところではコンパクトシティとか。
範囲を広げれば最近流行の「情報創発」なども・・・。
レトリカルリテラシーが不足すると、「集団浅慮」=みんなで渡れば怖くない、が待っていますからね。

当ブログではこのあたり、メタのテーマもこれからどんどん取り上げていきたいと思います。
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