コンビニとスーパー、本質的な違いは

セブンも全面対決へ。コンビニが殺そうとしている「食料品スーパー」   

紹介している記事は、コンビニエンスストア(=パーソナルな都度ニーズ対応)とスーパーマーケット(=ファミリーのデイリーニーズ対応)両業態のコンセプトの違いをまったく理解しないまま、コンビニのミールソリューション部門の拡充がスーパーマーケットへの挑戦だと誤解しています。

両者の来店動機:業容のコンセオプト
スーパーマーケット:家庭内食事(特に夕食)の献立材料の調達およびそのときに済ませた方が合理的な家政的消費材の調達プラス。
ファミリー単位の消費・購買行動に対応した業容です。

コンビニエンスストア:5分以内に消費したいアイテムの調達プラス
 コンセプトが導くコンビニエンスストアの食品ゾーンの品ぞろえのくくりは、「冷蔵庫不要、調理不要」です。
こちらは〈パーソナルニーズ〉に対応した業容。同じく食品を扱っていても購買目的が異なります。

 添付した記事の誤解は、コンビニエンスストアの食品ゾーンの拡充がスーパーマーケットへの挑戦であると見たこと。食事・献立の充実はスーパーマーケット業界の競争の焦点、〈ミールソリューション〉の充実を巡ってしのぎを削っています。
セブンイレブンの売り場拡大=食品部門の充実は、一見スーパーマーケットとの競合強化のようですが、スーパーからコンビニへの顧客の移動は起こりません。

 スーパーで95円のコカコーラがセブンでは140円ですからね。
家政的動機でのショッピング行き先がセブンに変わるわけが無い。

 ちなみに、同じコーラが自販機では150円、ディスカウントストア、ドラッグストアでは75円。
 コンセプトが異なれば同じアイテムでも用途が異なり、価格が異なっても構いません。

 コンビニ既存店舗の売上げを増加するには、ミールソリューション部門の拡充が手っ取り早いと思われがちですが、ここは激戦ですからね。スーパーマーケットだけでは無く、ディスカウントストア、ドラッグストア、業務用スーパー等々。
常備食材の調達先をコンビニエンスストアにするファミリーは極めて限られることは確実。さらにファミリー消費財のワンストップショッピングでコンビニエンスストアが他の業態に優位に立てる条件は皆無です。

 コンビニエンスストアがミニスーパーマーケットへの転換をほんの少しでも考えるなら、それは業態崩壊につながりかねません。

 コンビニエンスストアのミールソリューションの拡充は、たぶん、生産性の低下、経費増につながりますね。
さらに、コンビニエンスストアには今まさに「コンビニエンスマート」という強敵が出現しようとしています。

危うし! コンビニエンスストア、と言っておきましょう。

 コンビニエンスストアの成長は、ミールソリューションでは無く他の分野にあることも申し添えておきましょう(kiki絵文字^_^)
☆☆地場のミニスーパーがミールソリューションを巡って激化する競争に対応して業績を維持向上させるには【コンビニエンスマート】という革新的な方向があります。商店街ぐるみの協働で名実共にコミュニティの担い手として成長していくことが出来ます。
有限会社クオールエイド
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